この記事は“Education Cannot Wait: ECW(教育を後回しにはできない基金)”の日本語版ニュースレターです。このニュースレターでは、紛争など、緊急および危機下にある世界の教育の状況に関するECWの記事を日本語に翻訳し、みなさまにお届けします。
Vol.11となる今回のニュースレターでは、戦争から避難して教育支援を受けている子どもたちのストーリーや、ECWが世界のリーダーに向けた更なる教育投資のメッセージをご紹介します。また、9月9日にユースを対象に実施されたオンラインイベント「私たちの学校を攻撃しないで~紛争下の子どもたちの声をつなごう」をご報告します。紛争下の子どもたちや、世界の子どもたちのために行動するユースたちの想いやストーリーをご覧ください。
ビチオテさんは、わずか9歳のときに兄弟とともに戦争下のコンゴ民主共和国から避難しました。彼女は、危機的な状況にあり緊急の教育支援を必要としている、2 億 2,200 万人の子どもたちの一人です。過酷な避難の旅、そして教育を受けられるようになった今のビチオテさんの夢とはー?
ECW は、世界のリーダーたちに向けて、15 億ドルの緊急資金提供を呼びかけました。
「(教育への投資は)緊急事態や長引く危機の中でかろうじて生き延びているすべての子どもや若者のために、SDGs と普遍的人権を達成するための私たち全員の切なる願いです。」 – ヤスミン・シェリフ、ECW 事務局長
セーブ・ザ・チルドレンは、9月9日の「教育を攻撃から守るための国際デー」に、高校生や大学生などのユース世代を対象としたオンラインイベント「私たちの学校を攻撃しないで~紛争下の子どもたちの声をつなごう」を実施しました。
当日は、紛争下の教育の現状や、日本のユースたちの活動を共有するとともに、世界で教育が攻撃されている現状を変えるため、日本にいる私たちができることについて、ユースメンバーの2人、また鈴木憲和衆議院議員と考えました。参加したユースたち、そして鈴木議員の発言や想いをぜひご覧ください。
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