ECW ニュースレター

【教育を後回しにはできないNewsletter】Vol.9

紛争や大規模事故の影響を受ける子どもたちへの教育支援

この記事は“Education Cannot Wait: ECW(教育を後回しにはできない基金)”の日本語版ニュースレターです。このニュースレターでは、紛争など、緊急および危機下にある世界の教育の状況に関するECWの記事を日本語に翻訳し、みなさまにお届けします。

Vol.9となる今回のニュースレターでは、紛争と新型コロナウイルス感染症によって教育の機会が奪われているエチオピアの子どもたちへの支援や、爆発事故で被災した学校に子ども達が平和や自由を願う絵を描く活動を取り上げます。また、ジェンダー平等へのさらなる取り組みを呼びかける声明「Empower Her」をご紹介します。

【1】アクションの呼びかけ:「Empower Her」 女性と女の子をエンパワーしよう 

ドイツ連邦経済協力・開発大臣と ECW 事務局長の連名で、 ECW は「アクションの呼びかけ-Empower Her-」と題する声明を発表しました。声明には、危機から最も取り残されている少女と少年のジェンダー平等を推進することが急務であり、 ECW の資金調達をさらに推し進めると明記されています。

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【2】ECW がエチオピア北部での緊急支援活動に 200 万ドルの追加助成を決定

エチオピア北部で起きている紛争は、子どもや若者を学校から遠ざけ、人道的ニーズに拍車をかけています。この危機に対応するため、ECW は、200 万ドルの第 1 次緊急対応助成金を発表しました。この助成金は、2 万人以上の難民・避難民とホストコミュニティの子どもや若者の支援に活用されます。

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【3】ベイルートの学校を元気にする子どもたちの絵

2020 年 8 月 4 日のベイルート港での爆発以降、ユネスコと国連ハビタットが前述の 2 校で復興支援を実施してきました。その締めくくりとして、学校で子どもたちが絵を描く活動が行われました。「壁に絵を描くことで、子どもたちは、爆発後の学校の美化のために役割を果たしたことを実感できます。」

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次回のニュースレターVol.10は、8月末にお届け予定です。

■本記事の作成および翻訳は公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが実施しています。