子ども・ユース代表がこども家庭庁長官と面談(7月17日)

ご報告:子ども・ユース代表と子ども家庭庁長官との意見交換会
7月17日(水)、SDG4教育キャンペーン2025の子ども・ユースからの要望をもとに、こども家庭庁とSDG4教育キャンペーン2025と子ども・ユース代表との意見交換会を開催しました!

こども家庭庁からは、渡辺由美子長官、中原茂仁長官官房参事官にご参加いただきました。子ども・ユース代表として対面で4名、オンラインで1名、実行委員会からは、フリー・ザ・チルドレン・ジャパン、Wake Up Japan、ワールド・ビジョン・ジャパンが参加しました。
子ども・ユースからの要望を取りまとめたプロセスをご報告し、国内の教育課題(質問1、2、3)に関して意見交換を行いました。

子ども・ユース代表からは、子どもの権利教育が重要だが、現状は地域格差があり、国主体での推進が求められること。子どもの意見はただ聴かれるだけではなく、制度に反映され、その過程や結果がフィードバックされる仕組みが重要であること。権利保障を地域や学校だけでなく社会全体に浸透させる取り組みも必要であること。また、在留資格のない子どもを含め、周縁化されてしまいがちな子どもも、こども家庭庁が掲げる「こどもまんなか社会」の「まんなか」において、すべての子どもが無条件に尊重されるようにしてほしいことなど要望が述べられました。
長官からは、同庁が「こどもまんなか社会」の実現を掲げており、すべてのこどもが意見表明権を持っており、政策に関する意見をこどもたちから聴くだけでなく政策立案に反映したり、反映できない場合はその理由を説明するようにしたりしていること、自治体へのサポート、外国人との共生などについて、コメントがありました。
以上、こども家庭庁、市民、子ども・ユースそれぞれの立場からの考え方について直接意見を交わす場となりました。
