成果
・ 「学校に行きたい!体験すごろく」の貸し出しをはじめました。(2007.7.23)
・ 人間の鎖がG8に届けられました。
・ 500名が来場し、うち90名がEFAリレートークに参加しました。
・ 1071名が基礎教育援助の拡充を求める「人間の鎖」に参加しました。
・ 中高生を中心とする子どもたちが麻生外務大臣に人間の鎖と嘆願書を提出しました。
・ 朝日新聞(4月14日朝刊)、インターネット新聞で報道されました。外務省のホームページでも子どもたち
と大臣の面会が紹介されました。 新聞記事はこちら
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1. 主催:「世界中の子どもに教育を」キャンペーン実行委員会
構成団体:(特活)ACE、(特活)オックスファム・ジャパン、教育協力NGOネットワーク(JNNE)、日本教職員組合、
(特活)フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
2. 目的
今年の日本でのキャンペーンは、JICA地球ひろばによる「学校に行きたい」という展示・催事と相互補完的な内容としました。この企画は、来場者が以下について理解を深めることを目的としました。
・ 教育は権利である。
・ EFA目標を達成するための最大の阻害要因のひとつが学費であることから、学費廃止のために多くの途上国が努力しており、また大きな進展をあげている。
・ 学費廃止、経常経費支援のための国際協力が必要である。
3. 期間、会場:4月3日(火)〜15日(日)10:00〜18:00 JICA地球ひろば(日比谷線広尾駅)
4. 内容
(1) 展示(会場:交流ゾーン1F)
来場者数は約500人。ひろばに足を運んだ方一緒に見学するパターンが多く、春休み中は親子連れ、新学期が始まってからは中学生グループの訪問が多くみられました。
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@ パネルとクイズ
なぜ途上国の子どもは学校に行けないのか、学校に行けるようになるにはどんな協力が必要なのかについて、パネル展示とクイズで紹介。会場に訪れた方からは、「写真を見ると勉強が出来るという喜びが伝わってくる。」「自分も何かできることはないだろうか。」と言った感想がありました。
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A 人間すごろく
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展示場の床にすごろくを用意。
自分自身がコマとなって、すごろくを通じて子どもが生まれてから中学校を卒業するまでの困難や喜びを体験できるようにしました。

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今回の展示では1番来場者に人気があった展示となり、ゴールするまでの様々なイベントを通じ、日本では当たり前のことが途上国では難しかったり、子どもたちが本人たちの意思とは関係なく学校教育を受けることが出来ないという現実を知ることができたという感想が多くありました。このすごろくは、見学に来た中学校の教員などにも問い合わせがあったため、貸し出しを準備中です。
B 途上国の子どもの教育と教員の状況についての証拠パネル
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教育分野で活躍するNGOが、途上国の子どもの教育や教員の状況についての対象国・地域で発見した事実を伝えました。
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C 世界一長い人間の鎖
来場者に感想やメッセージを人型の紙に書いてもらい、会期中に人間の鎖を作りました。集まった数は250体になりました。さらに、この会場とインターネット、他のイベントで集めた総数1,071体の人間の鎖を4月26日に嘆願書と共に麻生太郎外務大臣に提出しました。
詳しい報告はhttp://jnne.org/report20070426.htmlをご覧ください。
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「世界中の子どもに教育を」キャンペーン実行委員会
事務局:教育協力NGOネットワーク(JNNE) |