質問4 「学校保護宣言」への賛同について                 紛争下において学校を攻撃や軍事利用から守る「学校保護宣言」に、      日本も賛同すべきだ。 □はい □いいえ □どちらともいえない

【世界の紛争地で、学校や子ども・教員が攻撃にさらされています】
いま、世界では第二次世界大戦以降最も多い、61もの国家間の紛争が起きています。子ども約5人の1人にあたる4億7,300万人もの子どもたちが紛争地に暮らしている状況です。*1 紛争地では、学校や大学への武力攻撃や、子ども・学生・教員の誘拐・暴力・殺害なども多発しています。軍や武装勢力によって学校が占拠され、基地や武器の保管場所などとして軍事利用されることも後を絶ちません。*2

【「学校保護宣言」は学校への攻撃や軍事利用をなくすための国際宣言です】
こうした紛争下で学び教える人びとを守るため、2015年に「学校保護宣言」が作られました。「学校保護宣言」は、紛争による教育への影響を減らし、学校の軍事利用をなくすためのガイドラインを含む国際的な宣言です。国際人道法に基づく内容で、賛同する国は国内法に宣言を反映することなどが求められます。法的拘束力はありませんが、非紛争影響国を含む世界の約3分の2にあたる123ヶ国が賛同し、協力しながら取り組みを進めています。*3

【世界123ヶ国が賛同・・・でも日本はまだ賛同していません】
日本政府は、2026年2月現在、まだ「学校保護宣言」に賛同していません。G7諸国では唯一賛同していない国になっています。
紛争下において、学校は子どもたちの命・安全に直結する拠り所です。子どもたちが少しでも日常感覚を取り戻し、友だちや先生と学び、将来を思い描くことのできる空間です。法の遵守や平和への貢献を掲げる日本としても、「学校保護宣言」に賛同し、国際社会とともに紛争下の教育を守る取り組みを進めることが期待されています。

*1 朝日新聞:with Planet「紛争下の教育への攻撃と『学校保護宣言』 日本に求められる行動」(2026年1月6日掲載)https://www.asahi.com/withplanet/article/16257256
*2 セーブ・ザ・チルドレン:あすのコンパス「Vol.2【学校保護宣言を知ろう】学校はなぜ紛争下で狙われやすいの?」(2025年5月1日掲載)https://asuno-compass.savechildren.or.jp/issues/2025-05-01-2381/
*3 セーブ・ザ・チルドレン「【報告】『学校保護宣言 ナイロビ国際会議』に参加しました〈DAY 1〉」(2025年12月25日掲載)https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=4873

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