よくあるご質問

授業について / 教材について / 参加方法について / 主催団体について

授業について

この授業の目的は何ですか?
日本の子どもたちが、世界の多くの子どもたちが教育を受けていない事実を知るとともに、 だれもが教育を受けられるように、皆で取り組むことを考える機会とすることです。 具体的には、途上国の実態を通して、①学校に通えない子どもたちの現状と②教育のための資金の必要性を知り、自分たちにできることは何かについて考える機会となります。
いつ行うのですか?
2010年4月20日(火)に30分程度の授業を1回行っていただきます。
当日は授業ができないのですが、その場合は参加できませんか?
原則として4月20日(火)が「世界一大きな授業」ですが、世界中の子どもたちが同じテーマを学ぶ貴重な機会ですので、どうしても都合が合わない場合は教育キャンペーン週間内(4月19日~25日)で実施してください。参加証や報告書をお送りする都合上、別の日に実施した場合も必ず実施報告書をお送りください。

正規の授業の時間でなくてもよいのですか。
授業を行うのは、休み時間、給食の時間、放課後など、いつでも結構です。
授業を行うにあたって、先生の役目は何ですか?
2つのテーマについて子どもたちと一緒に考えていただきます。 事前に申し込みいただければ、ポスター教材(A1版)と先生用の手引き書をお送りいたしますので、当日は手引きに沿って授業を進めてください。 もちろん、先生自身で授業を組み立てていただいても結構です。
授業の準備は必要ですか?
ご自分で教材を用意される先生以外は、事前に教材を申込用紙にてお申し込みください。準備していただくことは、事前にポスター教材と教員手引き書をご一読いただき、子どもたちの授業の場を設定することです。
授業をするのは誰ですか?
授業を進めるのは、担任の先生、専科の先生、校長先生、地域の方、子どもたちでも結構です。教材に沿って、①「教育を受けられないのは、なぜ?」、② 「教育のための資金が増えると、どうなる?」の2つのテーマに触れて行ってください。
授業は教室ごとに行うのですか。学年や全校一斉でもよいのですか?
いずれの形態でも構いません。
授業の時間は何分でもいいのですか?
もちろん、何分でもかまいません。平均して30分程度になるとお考えください。 ただしこの時間で全てを学ぶことは不可能であり、 世界の子どもたちの教育事情を知るための入り口の時間として扱っていただけると良いと思います。 このキャンペーン以降も、日本の子どもたちが継続して学習していくことが、最も望ましい形であると考えています。
「世界一大きな授業」に参加する、子どもにとってのメリットは何ですか?
  • 途上国の教育について学ぶことができる。
  • 数百万人が学ぶ、世界同時開催・同一テーマのキャンペーンに参加できる。
「世界一大きな授業」に参加する、学校(教員)にとってのメリットは何ですか?
  • 子どもたちに貴重な国際理解学習を提供できる。
  • 教員にとっても、途上国の教育について知る機会となる。教材が準備されている。
  • 学校のホームページに、ニュースとして掲載できる。
  • 地元の新聞やテレビ局に取材してもらい、学校をアピールする。(メディアとの交渉は各学校にてお願いします。)
どの国の子どもが参加するのですか?
世界100カ国以上の国へ、参加を呼びかけています。2008年に行われた授業には、約120カ国が参加しました。
どれくらいの子どもが参加する予定ですか?
昨年の場合、日本の小中高校153校から約2万人の児童・生徒が参加しました。世界全体では1200万人以上が参加しました。 今年はさらに多くの方の参加を目指しています。 また、参加するのは子どもに限らず、先生、保護者の方、地域の方、先生方も参加数として数えることができます。
講師は派遣してくれますか?
原則として、「世界一大きな授業」での講師派遣は行っておりません。 「世界一大きな授業」以外でのNGOからの講師派遣については、もっと調べるの各団体またはキャンペーン事務局にお問い合わせください。

教材について

教材はいつ送られてきますか?
3月中旬から、順次発送いたします。教材はすべて無料です。締め切りは2010年4月12日(月)ですが、授業前に確実にお届けするため、なるべく早めにお申し込みください。
ポスター以外の教材はありますか?
事務局では、A1版のポスター教材(2枚組)をご用意しているほか、希望校には、DVD(Windows PC用)の映像教材をお送りしています。各NGOが作成した様々な教材もありますので、もっと調べるの各団体に直接お問い合わせください。
体育館や講堂などの一斉授業で使える教材はありますか?
ダウンロードページに追加教材としてパワーポイントがありますので、映像教材と組み合わせてお使いください。

映像教材はどんなものになりますか?何枚か送ってもらえますか?
途上国の子どもの生活の様子を紹介する映像をいくつか、1枚のDVDに収めてお送りします。ダウンロードページにも掲載しています。DVDは1校につき1枚の送付となりますので、必要であれば、データをコピーしてお使いください。
ビデオ版の教材はありますか?
キャンペーンの映像教材のビデオ版はご用意しておりません。ビデオ教材の貸し出しを行っている団体もありますので、もっと調べるの各団体またはキャンペーン事務局にお問い合わせください。
映像はどのように再生すれば良いのですか?
DVDは、Windows PC用です。ファイルを右クリックして、DVD再生ソフト(InterDVD, WinDVDなど)を使って再生してください。Windows Media Playerでは、エラーとなる場合があります。授業で使う場合は、PCにスピーカーをつなぐことをお勧めします。

映像の音声が出ないのですが?
PCのバージョンによっては、Windows Media Playerでの音声再生がエラーになることがあります。ファイルを右クリックして、他のプログラム(Inter DVDなど)での再生をお試しください。インターネットに接続できる場合は、ダウンロードページの映像を直接再生していただくことも可能です。その場合、授業前に一旦映像を再生しておくとスムーズに流れます。
映像3「インドの女の子たちの学習キャンプ」で、女の子たちが夫の名前を知らないのは、なぜですか?
女の子たちの結婚相手は親や祖父母が決めており、時には生まれる前から結婚相手が決められていることもあります。結婚式を行っても、実際には思春期を迎えてから一緒に生活を始めるため、女の子は相手のことをほとんど知らないことが少なくありません。また、男性の名前を口にするのは相手を軽視する行為とみなされる地域もあり、名前ではなく、「**さんの息子」などと呼ばれることが一般的な場合もあります。

日本語以外の教材もありますか?
映像は、英語音声(日本語字幕つき)のものもあります。 日本で作成しているポスター教材や授業案は日本語のみですが、グローバルキャンペーンのホームページに英語・仏語・西語の資料があります。(日本の教材とは、内容が異なります。)

参加方法について

参加方法を教えてください。
  • ① 事前登録していただければ、教材を無料でお送りします。FAXまたはEメールでお申し込みください。
  • ② 4月20日(火)に授業を実施してください。
  • ③ 終了後、授業に参加した子どもの数を報告書にご記入いただき(フォームあり)、事務局までFAXしてください。
  • ④ 後日、参加証が届きます。
教材申し込みの締め切りはいつですか?
2010年4月12日(月)です。確実にお届けするため、なるべく早めにお申し込みください。教材は無料で送付いたします。
事前登録しないと授業を行えないのですか?
事前の登録がなくても行えます。 授業後に事務局までご連絡いただければ、参加証と報告書をお送りしますので、 ダウンロードした教材をお使いいただき、ぜひキャンペーンにご参加ください!
参加証は学校に対し1枚送られるのですか?
各学級(グループ)に1枚お送りいたします。
参加できるのは、学校だけですか?
年齢を問わず、どこでも、どなたでもご参加できます。 ただし、事務局で用意しているポスター教材は、小学生から中学生向けとなります。
海外にある日本人学校や私立学校も参加できますか?
もちろん、できます。 ただし、ポスター教材を郵送することができないので、 キャンペーンのホームページからダウンロードしていただくことになります。
小・中学校以外にも参加できますか?
もちろん、できます。高校、大学、塾、ゼミ、その他グループ単位でしたらご参加可能です。 ただし、小学校低学年以下は理解するのが難しいため、中、高学年以上のご参加をおすすめいたします。

主催団体について

主催者の教育協力NGOネットワーク(JNNE)とは、どのような団体ですか?
主に途上国で教育協力を行う28のNGOのネットワークです。 http://jnne.org/
JNNEは、GCEのメンバーです。
GCEとはどのような世界組織ですか?
Global Campaign for Education(GCE)は、 世界中の様々な市民団体、国際的に教育協力を行うNGO、労働組合などからなる市民連合組織です。 その目的は、世界中の全ての人々が質の高い基礎教育を受けられるために活動することです。
過去にはどんなキャンペーンを行ったのですか?
  • 2003年 女子の教育についての世界一大きな授業(200万人が参加) ギネス記録
  • 2004年 世界一大きな政治家への働きかけ(250万人が参加)
  • 2005年 「学校へ友だちを送ろう」キャンペーン(500万人が参加)
  • 2006年 「全ての子どもに先生を」キャンペーン(550万人が参加)
  • 2007年 教育の権利をみんなの手に!「世界一長い人間の鎖」(550万人が参加)
  • 2008年 世界一大きな授業 ギネスへ挑戦!(880万人が参加) ギネス記録
  • 2009年 世界中の子どもたちといっしょに、「読み書き」 について考えよう!(1200万人が参加)
お問い合わせは
「世界中の子どもに教育を」キャンペーン事務局まで (プラン・ジャパン内)
TEL: 03-5481-0030  FAX: 03-5481-6200  E-mail: event@plan-japan.org